AGA進行に関与しているテストステロン

AGAの頭皮の脱毛部にはジヒドロテストステロンが高濃度であることがわかっているので、これが毛髪サイクルを乱す原因物質だと考えられています。
ジヒドロテストステロンは体内の酵素によりテストステロンから作られ、ジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞の存在する受容体と結合することで毛髪の成長期が早く終わってしまうのです。
そして同じ人の頭部であっても影響を多く受ける部分とあまり受けない部分があり、その分布は人それぞれです。
そのためAGA進行パターンが異なるのです。AGA進行パターンには大きく分けて3種類あります。
一つ目は、額の生え際から後退していき側頭部と後頭部に髪が残るのでU字型と呼ばれるものです。
東洋人に多いパターンとなります。二つ目は左右のこめかみあたりから頭頂部に向けて進行し、前髪の部分が残るというM字型です。
これは白人に多く見られます。三つ目は頭頂部から丸形に進行していくO型です。
O型は、U字型やM字型と複合して進行することもあります。

テストステロン